スゴイ高齢者 仕事編 97歳現役看護師!

健康

私の仕事は、セッティングと撤収時に重い物を持つことと、拘束時間が長い日があります。
(残業3時間とか!)


それでも、立ちっぱなしの病棟よりはラクだと思うのですが(記録時間なんて30分程度だし)、

年々体がしんどくなってきて、そろそろ勤務日数を減らそうか...なんて考えていたのですが・・・


いやいやまだまだ、頑張らんといかんな!と思わせられる先輩を発見!

私は体格・体力がひ弱なので、同じようにはできないかもしれませんが、見習って、働かせていただけるうちは働こうかな、という気持ちになりました。


でも、ツーリング仲間のMさん(70歳くらい)は、62歳で仕事辞めて、あとは24時間自分の時間ってサイコーって言ってるんだよね・・・私はどうしよう。


と、悩む前に、60過ぎても働ける体力が自分にあるかどうかがまず問題だw




【97歳現役看護師 池田きぬさん】

い頃は、企業の保健師や精神科病院の副総婦長を20年やっていた池田さん。他にもいろいろな役員や立ち上げをやってきて、エライ人だ。


動画では、仕事の無い日はてくてく歩いているし、階段を上がってアパートに一人暮らし!
そのアパートには、2か月前に家を断捨離して引っ越してきたばかり!

たしかに、アパートなら部屋がコンパクトだから掃除が少なくていいんだよね~。

でも、97歳でアパートを貸してくれるところってなかなか見つからないと思うので、これもすごいことだと思う。

それにこの年齢なら、アパートではなくサ高住に入りそうなものを、あえてアパートとはあっぱれだ。

私も、庭の手入れが大変でいつ家を断捨離するか・・・などと思っていたけれど、
断捨離するのは90過ぎてからか?



91歳まで50ccのバイクで自宅から通っていたが、「私、そそっかしいから事故を起こすかも」とバイクは止めて、勤務先のサービス付き高齢者向け住宅「いちしの里」に電車とバスで通うことにした。さすがに今は、姪の旦那さんの車で送り迎え。 

「通常は午後1時から5時の勤務ですが、看護シフトの関係で『人が足りない』といわれれば、朝にきます。朝くると入居者さんの食事介助ができていいんですよ」

75歳のときに三重県の最高年齢でケアマネジャー試験に2回目で合格した。「1回目落ちたとき、これはいかんと。仕事辞めて半年間、勉強しようと思ったけれど、『仕事辞めて勉強するなら合格して当たり前』といわれるのが悔しいから、昼間看護の仕事をして、夜寝ずに勉強しました」という頑張り屋さん。

「資格はいくつ持っていても邪魔にはなりません。だから若い看護師さんにはケアマネの資格を、介護の方には介護福祉士の資格を取るように勧めています。

19年前に夫を亡くし、今は1人住まい。「なるべくまわりに迷惑をかけないように」と食事もご自身でつくっている。

朝5時から庭の芝刈りを30分するという。「バリカンのような芝刈り機を買って、以前は2、3時間刈っていたのですが、さすがに歳で、膝と腰が痛くなって。でも、近所の庭は芝が伸び放題で、それと比べればうちはきれいにしています」と笑う。

「ある程度のところで終止符を打って、そろそろ80歳で認知症になった姪の看護もしなくては」
まず、91歳まで生きられるのもスゴイし、免許が更新できる視力が出るのもすごい!

私もいつまで車が乗れるのかなーと、父70代、母80歳で視力が出なくなったので、心配なのだけれど、
その時は仕事が家から近くにあったりしたらいいな。

75歳で資格試験合格!!

朝5時から家の芝刈り!!私はいつ芝刈りをやめるかって思っていたのに💦

でも、芝の緑って癒されるし、ただの土や砂利よりは雑草生えないから、芝生をやめないで生やしておいた方がいいかもな~、私もがんばろう。


姪が80歳で認知症!うちの母もそうだったから、それくらいが普通かと思いがちだけれど、たしかに、母の姉たちや近所のおばさんは80過ぎても認知症ではない。

その違いは何なんだろう?母は多趣味で私よりは人との交流があったハズなのに・・・
頑固さ変化が苦手な性格が原因か?

この記事の写真で胃ろうになっている患者さん、関節が拘縮してるよね。
母にはこうなって欲しくなかったから、経管栄養の選択はしなかった。
経管栄養にしてたら、少しだけ生き延びられたかもしれないけどね・・・。



「主人が20年ほど前に亡くなってから、ずっとひとり暮らしです。ひとりのほうが気がラクなんです」と池田さん。住み慣れた平家に、住み続けています。

「90歳を過ぎた頃から、家のことをすると疲れが出てくるようになった」と池田さん。掃除機は月1回くらいしかかけないし、ゴミ出しは量が少ないと「次回にまとめて」とサボってしまうこともあると、リアルな現実も教えてくれています。

メモ用紙に、日付を書いて、部屋の掃除、南の庭の草引き(=草取り)などやるべきことを目標として書き出しておきます。そして、実際にできたことは、手帳がわりにしているカレンダーに転記。

「目標通りに行かないことも多いけれど、一つでも二つでもできたら、達成感があってうれしいですね。仕事の前日は、目標を少なくして、疲れないようにメリハリをつけています」

そんな池田さんの日々の楽しみは、庭の家庭菜園と花壇の手入れ。朝5時に起きて、毎日30分~1時間くらい草引きをしています。家の掃除はあんまりしないけれど、庭の草引きは苦ではないとか。毎日のいい運動にもなっています。

「ずっと忙しく働いていたので、ろくな料理をつくっていなかったんです。主婦失格やね」と、笑う池田さん。この年になって、料理を楽しむ気分的な余裕が出てきたとか。
新しい料理に挑戦することは、「楽しみやな」と思うそうです。

これといった健康法はないそうですが、強いて言えば、看護師は体力が必要なので、「しっかり食べること」が大切だと思ってきました。今はルールをつくらず、自分のお腹の声を聞いて食べています。一つだけ気をつけているのは、夕食は腹8分目にすること。夕食をたくさん食べると、入眠が遅いように感じるからです。

 それから、もう一つは「なるべく歩くこと」。職場にも、家からバスで行くようにしています。家からバス停までは歩いて大体10~15分。バス停から職場までも同じくらいなので、出勤する日は2000歩くらい歩いています。

「車で乗せて行ってほしい」とつい甘えたくなりますが、「歩く訓練をしないとあかん、頼んだらあかん」と思って、がんばって歩きます。銀行や郵便局に行くときも、頼らずに自転車で行きます。自転車は、なるべく人がいない道を。乗らなくても押して歩くのもラクなので重宝しています。

池田さんは、先輩風を吹かせたりしないで、行動で見本になるように心がけています。
例えば、池田さんが気をつけているのは、こんなことです。

・こちらから意見を押しつけない。
年上だからと言って、上から目線の意見は受け入れられません。相談されたら、自分の体験を踏まえて、話をするようにします。

・プライベートなことは言わないし、聞かない。
家族のこと、学歴や職歴のこと、それぞれの人に事情があります。自分のことも「聞かれたら答える」ようにしています。

・言葉には出てこない、相手の気持ちを考える
精神科の病院の責任者をしていたとき、患者さんとの対応に悩みました。すると、だんだん患者さんの言葉に出ない、裏っかわの気持ちを考えて、話を聞けるようになったそう。それからは、職場でも、家族や友人と話すときでも心がけるように。相手の気持ちを理解しようとすると、イライラすることが少なくなりました。

「できるだけ、その人の良い面を見るようにしてきました」と池田さん。

参考になることばかり!

この記事の頃は、まだ一戸建てに住んでいたんですね。このあと家を断捨離してアパートに引っ越したと。

平屋のいろいろな物を断捨離して身軽になったんだね。
(上記記事より引用)


忙しかったりしんどければ、掃除機月1でいいんだと安堵。しかしまだ私は若いから、もう少しマメにやるべきか(^^;


毎日草取り!!私など、月2でいいかなと思ってるのに。。。
草取りなんか運動にならん!と思っていたけれど、草取りでもいいのかもな。

資格とか料理とか、新しいことに日々チャレンジするのが脳に良いのかな。

母は家の庭仕事が大好きで、料理は私に甘えてやろうとしなかった。
趣味の社交ダンスを覚えたり、庭仕事もそれなりに時期によって手入れ方法が違うので頭使うのかな?と思っていたけれど、そうでもなかったんかな。。
私も気をつけないと!


今の仕事はあまり変化が無いので、長年やっているとだいたい覚えられるけれど、日によってやることが違うので間違えないように気をつけて集中するのが、脳に良いかな?

あと、語学や楽器、やりたいことがあり過ぎる~。

こんなに荷物を背負って歩くのもすごいな!体を甘やかさないからこそ長生きできるんだね。
(上記記事より引用)



私もみなさんのようにキビキビ動けたらいいですが、なかなかそうもいかない。でも、年寄りだからと甘えてはあかんですね。年齢を言い訳にしたらいけない。仕事をする限りはきちんとやりきらないと。

手があいたとしても、仕事に関係ない雑談はしません。職場の雰囲気がだらしなくなるので、雑談は休憩時間にします。昔からずっと心がけてきたことですが、今の職場でも守っています。先輩として、職場の雰囲気作りには貢献したいと思っています。

入居者さんとは同世代ですので、気持ちも理解できるし、会話ができなくても打ち解けられることもあります。

看護をするときに、相手の気持ちを考えて話しかけたり、話を聞いたりすることを心がけています。それは、年を重ねたからこそできる、私の仕事なのかなと思います。

勤務を始めて2〜3時間なら、まだ元気があるけれど、4〜5時間すると、えらくなってきます。看護師は、半日は職場にいないと仕事になりません。半日勤務ができなくなったら、辞めるときだなと思います。

職場の雑談あるよね...、私は雑談自体が苦手なので、仕事中の雑談ももちろん苦手だし、仕中の雑談は見ていて良いものではないので好きじゃない。

半日勤務ができなくても、例えば朝の食事介助関連で3時間勤務とかあると思うんですよね。看護の資格じゃなくても。

こういう人は、勤めに出なければあっと言う間に弱ってしまうと思うので、できれば長く続けた方が良いと思います。

知り合いの75歳も、介護現場で、身体介助はしないけれどアシスタントとして、コップや入れ歯を洗ったり、環境整備をする仕事をしています。多分週5!



97歳現役看護師の池田きぬさん。「しんどいけど、働けたという感覚が爽やか」


池田さんは「今は一看護師として、与えられて仕事をこなすのに一生懸命です。でも、管理の仕事をしていたときより、気はラクですね。入居者さんにゆっくり向き合えます」とも言います。今の自分を受け入れて、肩の力を抜いて働くこと。これも年を重ねてからの働き方のコツです。

新しい職場で働き始めた池田さんは、最初は月12日くらいの勤務。仕事に慣れてきた2年目からは、月21日とほぼ常勤に。その後、90代前半は週3~4日に減らし、今は週1~2回の勤務になりました。

「最近は、勤務日の前日に職場に行って、その日は職場に泊まらせてもらっています。家から職場までバスで通っていますが、バスの本数が少ないので泊まり込みは助かります。夜に手が足りないときは、入居者さんの夕食の介助や夜中に起きてくる入居者さんのお世話をすることもあります。そして、翌日の勤務日は5時に起きて、5時半から仕事を始め、12時に終了。持ってきたお弁当を食べて、家に帰ります」と池田さん。

自分の年齢に合わせて、働く時間、働き方を調整するのは長く働くコツです。若い頃と同じようにではなく、今、できることをするのが大切ですね。

「勤務が終わると、体はえらい(=しんどい)です。でも、家に帰ってくると、『今日も働けた』という感覚が爽やかなんです」

たくさん歩くと膝が痛くなってくるので、最近は、できるだけ歩かなくていいように省力化に努めているとか。 「動き出す前に段取りを考えて、同じ場所の仕事はまとめるように。仕事は減らせないので、歩くのを減らしてラクしようとしています」

私も歳をとってきて、今の職場に入った頃よりも重い物が持てなくなったと感じるのですが、

年寄りだからと甘えはしないにしても、体に合った動きで無理なく続けるのが、仕事を長く続けるコツなんじゃないかなぁと最近思います。怪我をしたら元も子もないし。

やっぱり膝は痛くなるんだな。でもそこを創意工夫で何とかしようと頭使うことがイイ!

バスの本数が少ないから泊まらせてくれる職場が素晴らしいですね、場合によっては夜勤の手伝いもしてもらえるからかな。この年齢だと、1日で往復するのは大変だろうし。



 さすがにフルタイム労働は厳しいものの、現在でも週1~2日のシフトをこなす。この勤務体制になったのは3年ほど前からで、80代のうちは週5日、90代前半でも週3~4日働いていたというから驚きだ。

 もちろん1日6時間半ほど働いた後は、「やっぱり身体がえらい(=しんどい)」。しかし、家に帰ってきて「今日も働けた」という爽やかな感覚を味わうことが、日々の充実感につながっているそうだ。

 日々に欠かせないのが、今日やるべきことを書き出すことだ。例えば、朝ゴミを捨てにいく、庭の雑草の手入れをするなど、どんな些細なことでも文字に書き起こすことで、1日の目標が明確になる。

 「もちろん、やると決めたことでも疲労やその時の気分でサボってしまう日もありますがね。無理はしません。5つの目標を立てたところで、2つしか達成できないときもありますが、大切なのは目標達成ではないですからね」。

 できたこと、できなかったことを書き残せば、ちょっとした自分の変化に気づける。またできたときには、単純にうれしいし、「まだまだ自分はやれる」という励みにもなる。

 食べることが大好きなきぬさんにとって、毎日の自炊も欠かせない。テレビの料理番組や新聞の料理欄に載った料理に挑戦してみたり、美味しそうなものは忘れないようにレシピをメモしたり……とはいえ、やっぱり疲れているときは、インスタント食品やコンビニの冷凍食品ですませることも。
 
 そんなときも「家事に完璧を求めない。手を抜くときは抜く」と割り切り、身体の具合やその日の気分と相談しながら「無理せんでおこう」このぐらいの気持ちで一日一日を誠実に過ごし、コツコツと達成感を積み上げていくことが、充実した日々を過ごすヒケツだ。

 家にいるとぼんやりしてゆるんでいるが、仕事はそうもいかない。現在のように週1~2回の勤務があるおかげで、生活によいメリハリができるというのだ。

「一生を貫く仕事とは、給与の発生する“労働”だけではないと思うんです」。人生で成し遂げたいことや目的を持ち、行動し続けることこそが重要であると話す。  次の目標は「いつか自分が施設に入ったら、ボランティアをしたい」。もしきぬさん自身が利用者として施設に入居しても、CDプレーヤーを持っていき音楽を流してみんなと歌いたいし、楽しく過ごすために率先して行動しようと決めている。ほかにも、現在勤務している「いちしの里」で4月からの本格的な電子化導入の予定を聞き、「パソコン教室に通いたい」、と社長に相談した、とも。

 56歳のときに20年間近く勤めた病院を定年退職。しかし、まだまだ元気で働きたいという思いがあり、その後もさまざまな病院や施設で総婦長や責任者として働き続けた。さらに、75歳で三重県最高年齢でケアマネジャー試験に合格。88歳で現在の「いちしの里」で働き始め、93歳のとき、80歳以上の医療関係者を顕彰する「山上の光賞」を受賞した。

「なにをしたら自分は楽しいのか、幸せなのか、自分の心の声と向き合い、自分の性に合った人生を選びとっていくことができたと思います」

まだ私の世代だと、今から施設に入ったとしても、こんなこともできないの・・・とか言われたり、おむつ交換もやらねばならなそうだけれど、
この年齢だとそこは求められないから、働けるというのもあるだろうなぁ。


何をしたら自分は楽しいのか・・・
こうしてブログを書いている時間が楽しいけれど、やりがいとは違うかな。

でも、冬場なんか仕事が少なくて家にいて24時間好きに時間を使えるのも、すごく楽しいんだよね(^^;




仕事はシフト制なので、自分の都合で働くことができるのはありがたいですね。以前は週3~4日出ていましたが、さすがに最近は週1回の半日勤務で、ぼちぼちやらせてもらっています。でも1月の勤務表を見たら、週2回になっているところもあるんですわあ(笑)。大丈夫やろかと思いますけど、半日ならどうにかなるかな。

出勤時間はいろいろです。朝早いシフトの時は前日の夕方から行って、職場に泊めてもらっています。遅番の日は隣に住む姪の家族が車で送ってくれますし、バスの時間が合えば1本で行ける。バス停まで徒歩で15分ほどありますが、それも良い運動と思って歩いています。

「いちしの里」で働き始めた頃は、原付バイクに乗っていたんですよ。さすがに周りが「こけたら危ない」と心配するので、91歳でやめましたけれど。

83歳頃からだんだんフルタイムの仕事がえらく(大変に)なってきました。そこで、小規模な施設でパートをした後、「いちしの里」で働くことになったわけです。

今の職場でも、若い人から「介護が大変なので仕事を辞めようかと思う」と相談されることがあります。もちろん事情はさまざまでしょうが、私は「もし体がえらくなかったら、仕事で気分転換できるのはええことやから、もう少し頑張ってみたら?」とお話しするようにしています。

90歳を超えた頃から家事をしても疲れやすくなったけれど、「掃除は明日にしよう」など無理せずゆっくり。庭の草引きでも、今日は南のほう、明日は玄関まわりと少しずつ区切って進めれば、人の手を借りなくても大丈夫。そうしてできることは自分でやろうと心がけています。

庭の半分は畑にして、家庭菜園に。戦争当時は勤労奉仕で畑仕事もしたので、庭仕事は好きなんですよ。季節の花や旬のお野菜を育てて、自分で食べきれない分は職場の方や近くに住む甥や姪の家へおすそわけ。喜ばれると、私も嬉しいのです。

食事の支度は、基本的に自分で。昼に少し食べ過ぎたら夜は牛乳だけで済ませたりと不規則になることもありますが、自分でお腹を計算してやってるのだから問題ありません。そうして食べたい時に食べ、昼間に疲れたらちょっと横になって、夜遅くに目が覚めたら趣味の絵手紙を友だちに描いたり。ひとり暮らしは、自由に時間が使えてよろしいです。寂しいと思うことはありませんね。

 

83歳までフルタイム!その頃は死んでる人もいるというのに!(うちの親)

昼寝をしたり、畑をしたり、自分の体の求めに応じて自然に生きている姿。

私はけっこう母からの依存が大きかったのか、今は本当に自由を満喫中。

やっぱり人間止まったらあかんね。今日も頑張るぞ。